薬剤師あらいぐママの子育て日記

2017年3月第一子女児出産。子育てで思ったことや日々のことについて綴ります。当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

妊娠中、残業とストレスでボロボロだったけど無事出産した体験談

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娘を妊娠中、かなりギリギリの精神状態でした。そのことがずっとトラウマになっていて文章にする勇気がなかったのですが最近になってやっとあの頃を振り返る元気と勇気が出てきました。

 

もしかしたら、今でもあの頃の私のように苦しい中仕事を頑張る妊婦さんがいるのではないかと思い今回体験談を綴ります。

 

妊娠中、心身ともにボロボロだった

娘を妊娠中、私は片道1時間以上の距離を通勤していました。残業も多い仕事で産休直前でも22時以降の帰宅はザラでした。

他業種の夫も残業や夜勤があるので家庭もギリギリの状態で、通勤中にお腹の子に申し訳なくて涙を流したり精神的にもボロボロな状態でした。

 

仕事でもありえないミスを連発

そんな精神状態も影響してか、仕事でもそれまでありえないようなミスを連発して、上司に叱責されることもあり、仕事も家事も上手くいかずお腹の子供だけが心のよりどころのようなちょっと危険な状態でした。

母親の「お腹の子が可哀想よ」という言葉も私を追い詰めていました。

 

誰かに相談できなかったのか

妊娠中だったので考慮してもらえるように上司に頼まなかったのか、と思われるかもしれません。本当は無理ではなかったと思いますが、あの頃の私にとっては無理なことに思えていました。

周囲も残業続きでギリギリで仕事をしていたうえ、妊娠出産した先輩女性たちも同じような経験をしていたので、とても言える雰囲気ではないと思い込んでいたのです。

 

飲み会の欠席を咎められたことも精神的ダメージになった

悪阻がひどい時期に仕事の飲み会を断ろうとして、尊敬していた先輩と上司に咎められたことで心が折れてしまい、「相談しても無駄」と思い込んでしまうきっかけになりました。

 

産休に入って思ったこと

そんなギリギリな中でも半ば強引に仕事を引き継いで産休に入ったのですが、それから改めて妊娠中の私の状態が異常だったと感じたのです。

 

予定日3日後に無事出産

娘は無事予定日3日後に普通分娩で生まれ、ごくごく軽症の水腎症(腎臓に水がたまる病気)があり一時は検査のため通院していたものの、今ではそれも必要ない状態になりました。

あんな精神状態だったので妊娠中は子供に影響しないか本当に心配していましたが、現在のところはすくすくと育っています。

 

無事出産できたけれど、後悔は多い

娘を無事出産できましたが、母親がつらい気持ちの時には胎児もそれを感じているという医師の話を本で読んだことがあります。(確か「子どもへのまなざし」だったと思います) 今思うことは、あの辛い時期に戻るとしたら、自分の状況を正直に、上司や先輩に相談すれば良かったということです。でもそれができなかったんですけどね…。

 

何が悪かったのだろう?今になって思うこと

夫に妊娠中のことを話すと「飲み会を強制するのはマタハラじゃないか?」と言われたこともあります。どうなのでしょうか?私は自分にも大いに反省すべき点があったと今では思っています。

妊娠前まではどちらかというと仕事を評価してもらっていたので、自分の能力を過信していたところがありました。妊娠中、仕事ができなくなった自分に気持ちがついていかず、うまく対応できなかったこと、変なプライドが邪魔して助けを求められなかったことも、自分を追い詰めた原因だと思っています。

今あの頃に戻れるなら、仕事の内容や量の交渉をしたり、先輩に全力で相談すると思います

 

私のような思いをする妊婦さんがいませんように

私以外の妊婦さんやその大事な赤ちゃんには、そんなつらい思いはして欲しくないと思っています。でも、私が経験したくらいなので、もっと激務で大変な思いをしている妊婦さんはきっといると思います。

この体験談を読んで、「こんな風にならないように私は上司に早く相談しよう」と思ってもらえるだけでも良いですし、「そんなにミス連発するなんて私の方がマシだ」と元気をもらうのでも何でも良いです。何か少しでもこの経験が誰かのプラスになってくれれば、そう願うばかりです。

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