薬キャリ（m3）とマイナビ比較〜私が薬剤師転職サイトを利用した体験談

現在、私は調剤薬局のパート薬剤師として働いています。それまでは中規模病院勤務、総合病院の勤務経験はありましたが、薬局は初めて、パートも初めてでした。調剤薬局について分からないことが多かったですし、転職先の伝（つて）もなかったので、転職サイトを利用することにしました。

今回はその感想を書こうと思います。

今回の内容はあくまで私個人の体験と感想です。実際には、担当者の方や転職先の地域に、よって対応や印象が異なる可能性があるので、参考程度に読んでいただけると幸いです。

転職サイトについて知識がなかったので、口コミなどを調べて、とりあえず、おすすめNo.1だった薬キャリに登録しました。

夜の8時頃、娘を寝かしつけ中に登録したのですが、登録して2〜3分で電話がかかってきて本当に驚いたのを覚えています。子育て中だと伝えると、詳しい説明は翌日にしますねと言ってくれて、安心しました。

担当の方は若い女性の方で、丁寧な印象でした。

一社だけではなく比較したかったので、口コミで利用者満足度No. 1と書かれていたマイナビ薬剤師にも登録しました。こちらは、登録から数時間後に電話で連絡が来て、日中だったので、その場で希望の条件などをお話ししました。

担当方は若い男性で、爽やかな方だったのですが、あまりに爽やかで、非リア充＆コミュ障の私はなんとなく疲れてしまいました（これは完全に私の性格のせいです爽やか青年さんごめんなさい！）。

私は田舎県に住んでいるのですが、薬キャリの担当さんは、東京で勤務されている方のようで、大手だけあって、勤務条件の交渉が上手いと感じました。マイナビの、担当さんは、近くの中核都市で勤務されている方で、私が住む県の事情に詳しく、薬局経営者の方とも繋がりがあるようでした。

私の希望する条件は、パートの短時間勤務でした。しかも、病院勤務の経験はあっても薬局勤務の経験がなく、ブランクもあっりました。それなのに、できるだけ近所で勤務したいという希望もあったので、希望に合う薬局を探すのはかなり大変だったと思います。

それでも、薬キャリから、最初の電話から２日ほどで、少し距離がある薬局も含めると何十件もの求人を案内がありました。

その１件ずつについて、1. 見学したい、2. 興味がある、3. 今回は応募しない、を回答し、翌日あたりに、薬キャリの担当さんから電話が来て、詳しくお話ししていくというスタイルでした。

マイナビは、言われていた日に電話がありませんでした。年度末だったので、きっとすごく忙しいんだと思って、特に連絡せずにいました。結局、その２日後の夜中に１０件以上の求人案内が来ました。各薬局のおすすめポイントが書かれていたりして、丁寧だなと感じました。

案内があった求人のうち、それぞれの感想をメールで送ると、数日後に電話がありましたが、この電話の後、マイナビからは連絡が来なくなりました。

薬キャリから紹介された薬局を3件見学しました。見学と言っても、履歴書持参で採用担当者の方ともお話するので、実質は採用面接でした。

事前に薬キャリの担当者さんが細かいことまで相談に乗ってくれて、とても心強かったです。

結局、面接したうちの2件で迷った結果、「ぜひ来て欲しい」と言ってもらえた最初の薬局に勤務することにしました。勤務場所は、当初の希望より少し遠かったのですが、車なら通える距離で、何より、薬局経験がない自分と一緒に働きたいと言ってもらえるのがありがたくて、夫とも相談してその薬局に決めました。

見学に行った他の薬局には、薬キャリの担当者さんが断りの電話を入れてくれたので、その点、本当に気持ちが楽でした。

実際に勤務してみて、勤務先の人は良い人ばかりで、待遇にもとても満足しています。また、薬キャリからは勤務開始後もしばらく連絡が来て、困りごとがないかたずねてくれたりして、とてもきめ細やかな対応だと感じました。

私は薬局経験もなく、伝（つて）もなかったのと、自分で履歴書を送って連絡を取り合う自信がなかったので、転職サイトを利用しました。しかし、正社員、特に管理薬剤師などは中間マージンを多く取られて、年収が減ってしまうという意見もあるそうです。

その点を踏まえて、転職サイトを利用するかどうか決めた方が良いと感じました。

薬キャリとマイナビ薬剤師を実際に利用してみて、私は薬キャリの方が合っていましたが、担当者や希望条件によっても感想は違ってくると思います。

転職サイトを利用する際には、口コミなどを見て、２〜3件のサイトを併用するのがおすすめです。

登録するとすぐに求人が来るので、転職の意志がある程度固まってからの登録が良いと思います。

これから転職されるみなさまが、素敵な勤務先と出会えることを願っています！

薬剤師あらいぐママの子育て日記