薬剤師あらいぐママの子育て日記

2017年3月第一子女児出産。子育てで思ったことや日々のことについて綴ります。当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。

【書評】井原さんちの英語で子育て

井原さんちの英語で子育てを読みました。

以前から持っていて一度読んでいた本なのですが、再読したら新しい発見もあったので、改めて感想を書きたいと思います。

 

 

井原さんちの英語で子育てについて

この本は、おうち英語を実践している方はよく知っている本だと思います。筆者自身が夫婦で「英語で子育て」をしていて、その経緯やお子さんの変化について書かれていたり、「英語で子育て」するときに実際に使える表現もたくさん載っています。

 

感想

読み物としては、数時間あれば読み終わりますが、後半は英語での声掛けに使える日常のフレーズがたくさん載っているので、長く使える本だと思います。

 

私は、初めて読んだ時には、私の夫は英語での声かけなどはしないだろうし、私ひとりでこんな大変なことはできないな、とあきらめてしまいました。でも、改めて読んでみると、英語でDVDを見ながらの声かけなどはすでにしているので、やっていることは、それほどかけ離れていないのかな、と思いました。

 

筆者の方の語りもとても優しく、1日1言だけでも、歌だけでも良いから、英語で声掛けを初めてみようかな、と思える内容です。

日本での通常の育児を減らすのではなく、そこに英語が加わるだけ、親がたくさんちょっとおしゃべりになるだけ、といった日本語育児を犠牲にしない姿勢にも共感できる方が多いと思います。日本語を優先するか、英語育児をするか、ではなく「日本語もきちんと教えながら英語も教える」ことができるんだな、と思えます。

 

筆者の知人でバイリンガル教育の研究者のサイモン先生も登場して、バイリンガル教育についての疑問に答えたりしていることも興味深いです。

 

さらに、載っている声かけのフレーズも、とても勉強になるので、読み物として純粋に面白い本だと思います。

 

おわりに

実際に英語で子育てをするしないに関わらず、とても読みやすくて面白い本でした。

「おうち英語」や「英語で子育て」が気になっているという方は、まず1冊目に読まれると、とても参考になる本だと思います。

 

そして、個人的には英語の声かけで育ったお子さんがどんなふうに成長していくのかとても楽しみで気になるので、ぜひ続編も出して欲しいな、と期待しています。

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